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信頼こそ最大の行為  

マタイによる福音(21:23-27)

神殿暴行事件の権威問答(23-27)につづく部分。
ペリコーペ前半の「二人の息子」のたとえ(28-30)と、その解釈(31b)以下には無理がある。
権威問答からのつながりを考えると、27→31bの方がスムーズ。
すなわち、祭司長たちは洗礼者ヨハネの権威を認めなかったが、「徴税人や娼婦たちは信じた」(32)ので、「先に神の国に入るだろう」(31)とつながる。
徴税人や娼婦たちが先に神の国に入るのは、たとえの「兄」のように「考え直した」からでも、口先だけでなく神の御旨を実行したからでもない。
ストレートに、ヨハネの声やイエスの福音に耳を傾け、信頼した、ただその一点による。

このようにもし、28-31aが別の伝承だったとすれば、このたとえは、言葉より行い、また、自らの非を認めて「考え直す」こと(改心)のすすめと受け取れる。

マタイは全体をとおして、行いの重要性を指摘する傾向があるが、これをイエスの教えに照らすならば、行いを信頼(信仰)に対するものと受け取ることはできないだろう。
むしろ、その行いの最重要のものとして、アッバへの信頼が勧められているのではなかろうか。
たしかに、口先だけの言葉ではない、心からの信頼は、形だけの行いよりはるかに難しいものである。
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