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2007年1月発表作品  

「層雲」「大江」欄・和久田選5句

ようやく覗いた青空ですぐ暮れちまう   栄一

人ひと日の労苦はある駅前の居酒屋

小さな仕事の実りうれしく手酌でやる

嫌なことは聞きたくないラジオかけ放つ

結論出ないまま秒針なめらかに回る


「層雲自由律」第87号「蒼海集」欄6句

棺桶の底抜けて大海に浸かる

秋影あいまいに蝶が飛び立つ

暮れ残る欅の根元ぐるり虫の音

生協の秋の灯眩しい妻の喪服

眠られぬ夜の闇へ手を合わす

昼から少し陰り弁当買いに出た街が静か


同「創作工房」欄6句

次々家事こなす妻の退職後の幸福

音もなく降られ秋思つのるばかり

水田きのうの雨を孕み豊穣の予感

非公開ブログに日記書く老父の秋

大樹枯れてなお動かぬ信を持つ

昼寝覚め虫の居所に戸惑う
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