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陽へ病む      大橋裸木  

 裸木(らぼく)の句をみてすぐ気がつくのは、「へ」の効果です。これが、たとえば「陽に病む」とした場合と比べてみてください。

病中、あるいは病み上がりの虚ろな人間が、ひさびさに大自然に対したときの感覚が、「へ」によって効果的に表現されています。

しかもこの病人(作者)が近代的な自我を背負った人間であることが、それと書いてなくてもわかるのです。

このように、最短詩型の俳句では、助詞の使い方一つでもおろそかにできないこわさがあります。それがまた魅力でもあるのです。
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