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神を詠む  

――現代俳句協会「青年部勉強会」寸感

 今回の新題詠トライアルのテーマが「神」とあって、私としてもこの十月の句会(勉強会)を楽しみにしていた。以下、特に注目した句を採録しながら、触発されたことをアフォリズム風に――

  神よりも先に生まれぬ神の森     大井 恒行
  父の胸に鮪の群れは来るだろうか   青嶋ひろの
  桃に濡れ新幹線で逃げにけり     五島 高資
  集積回路の奥へ瞳の朧かな      田中 信克


神について語ろうとするとき我々はよく、「神とは何か」という問いを発し議論する。そしておそらくは合意に達することなくため息をつくことになる。

そこで気づくのである。「神とは何か」という問い自体が間違っていたのではないかと。

それは、この問いを次のように敷衍してみると明らかになる。すなわちこの問いは、「我(々)にとって神とは何か」ということなのである。

この問いを発するときすでに我々は、自分を主格とし、神を客体(対象)として考えようとしているのではないか。
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