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連休最終9句  

渡り切れば雨止んでいる三途の川

吹いて降って明ければ昨日のこと許す

こんなものかと人生振り返るにまだ早い

雨模様わが卑屈の在り処を探るまい

七章まで朱を入れ今し定刻を行く列車

春夜ぼそぼそ親子で解く宿題

句では立てないこの世のしくみ

ファイル一冊に満たない十年何してた

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category: 平田栄一求道詩歌(1)

thread: 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など

janre: 学問・文化・芸術

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コメント

昨年亡くなった母も・・。

「渡り切れば雨止んでいる三途の川」

昨年亡くなった母も、情が深い人だっただけに、良くも悪しくも思い出深い人でしたが、あちらの世界では、この世での様々な心配事から解放されて、晴れ晴れと軽やかに過ごしていることを祈っています。

「こんなものかと人生振り返るにまだ早い」
私どもの世代にはまだまだ「義務」が残っていて、確かにそうなのですが、何年も前に、一度だけ、自分が死んだ夢を見たことがあるのです。そのときには、自分の人生に後ろ向きなはずの私が、自分の人生を「こんなものか」とは思いませんでした。温かさと安心感と懐かしさを感じて、目が覚めて「夢か。」と落胆したことを覚えています。私の心構えのせいではありませんよ。(^_^)「夢の勝手」だったのですから。
この連休は色々なことを思っていらっしゃったのですね。思い当たる句がいくつかあって、勉強になりました。 感謝!

色鉛筆 #- | URL
2006/05/09 00:42 | edit

べき論ではなく

「三途の川」が出てきたり、「こんなものか」と落胆したり、これも私の正直な「一部分」なんだと思います。

エリオットが「宗教詩がつまらないのは、自分が感じたようにではなく、感じたいように書いているからだ」といっています。
求道俳句も、いわゆる「できあがった」ものだけを並べるのは、不誠実な気がして、今回アップしてみました。

余白 #oBO5MkqQ | URL
2006/05/09 09:49 | edit

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