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日本人にわかるキリスト教を求めて

26May2012+011_convert_20120623181132_20120623222548.jpg井上洋治神父は、遠藤周作氏と共に、日本人の感性で正直に受けとめられるキリスト教を一生をかけて模索し、1986年「風の家」をはじめました。このサイトでは、「風の家」運動を引き継ぐ平田栄一が「求道俳句」ほか、日本人キリスト者の道を模索する試みを紹介していきます。お問い合わせ 略歴 著書

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アッバ讃句コーナー(第二回)  

今年五月に『求道俳句集』を私家版で発行しました(本文末尾参照)。おかげさまで多くの方にお読みいただき、大変うれしく、この場を借りて御礼申し上げます。

ところで、その読者の少なからぬ方から度々耳にしたのが、「私も少し勉強させて頂きます」という声でした。自分としては、楽しみながらの求道=「道楽」として始めた俳句・短歌だったので、「うーん、勉強ですか?」と、正直ちょっと驚いたのでした。(しかし、「求道俳句」という、わたしのネーミングにどこか堅いイメージが付き纏うのかも・・・・。)

それで今回は、全く初心の方を対象に、「求道詩歌の作り方」のようなものをご紹介したいと思います。今後は「私も俳句で遊んでみます!」という声が多くなることを期待して。(以下、「余白の風」入会希望者に配布している文章を要約します。)
―――――――――――――――――――――
 求道詩歌にご興味をいただきありがとうございます。
 ここでは、初心の方のために、私なりに簡単な作り方のヒントを述べてみたいと思います。

 一、求道詩歌とは
 ひとことで言うなら、「道を求める心から詠む詩歌」といえます。普通の俳句や短歌とどうちがうのか、とよく聞かれますが、最初は違いを意識せず、自由に詠めばいいのです。あえていうなら、普通の詩歌より、少し聖書の言葉を取り入れたり、神や信仰を意識した詩歌を作ってみましょう、という運動です。

二、どのように作るのか
あなたがすでに、俳句・短歌などを作っておられるなら、いままでよりちょっと生き方や信仰、求道ということを意識しながら作ってみましょう。
もしあなたが初心の方なら、次のような作り方を例として、あげておきます。わたしが実践しているやり方です。

①神に向かう――聖書の一段落か一節をゆっくり読んで黙想し、印象に残った言葉を書き出してみる。典礼暦に沿った箇所がいいかもしれません。

 例えば、これを書いている今日は「受難の火曜日」なので、「ヨハネによる福音書」一三章二一~三三節、三六~三八節などから「裏切り」「ユダ」「ペトロ」・・・

②自分に向かう――ときに吾にかえって身辺を見渡し、気づいたことを書きとめてみる。
「今朝の空は澄み渡っている」・・・・

 ③右の二つを工夫してつなげてみる。
【ユダとペトロの裏切り今朝の空すみわたる】――このままで、自由律作品としてもよいでしょう。
【ユダペトロ裏切りの空すみわたる】――五七五に整えて俳句になりました。

④もうひと工夫(推敲)
 ここで聖書に戻ると、場面は「夜」です。そこで、
【ユダ仰ぐ裏切りの月澄み渡る】――「空」を「月」に替えて、また一句。
さらに、
【裏切りし弟子をみつめるまなざしは朧の月をこえて清けし】――こんな短歌にもなりました。
三、継続は祈り
だれでも最初からうまくはできません。自分のスタイルを限定せず、いろいろためしてみましょう。極論をいえば、あれこれ工夫したあげく、作品が完成しなくてもいいのです。工夫していく過程そのものが「祈り」なのですから。
―――――――――――――――――――――
では、今号のアッバ讃句歌をご紹介します。
月明かり一本松を照らしゆくイーハトーブや南無南無アッバ  佐藤悦子
音もなく風をもてくる黒揚羽  佐藤淡丘
わたしは/わたしの聖堂に/ゆっくりすわる  竹原陽子
庇まで伸びて曲った今年竹  西川珪子
網戸渡る風の姿は見へねども  長谷川末子
春の野に縄文の風吹きにけり  広谷和文
父の日や南無南無アッバ南無アッバ  石川れい子
気が付けば余白の風に酔っている  フランシスカ井上
天命を待ち侘びている蝸牛  片岡惇子
この国に嗚呼鎮魂の桜咲く  新堀邦司
伏しがちの春ともなりぬ水たひら  大木孝子
鯉のぼり石けりの輪描き並べ遊びし跡へ月明の南無アッバ  魚住るみ子
スーちゃんの逝きたる翌日わが句集最終稿を入稿せしも  平田栄一

 ――アッバ讃句応募規定――
 井上神父の「アッバ讃句」にならい、皆さんの南無アッバの祈りを短い求道詩歌にしてお送りください。「~~南無アッバ」という形のほか、俳句・短歌・川柳・自由律・一行詩などでもけっこうです。(採否選者一任)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
新刊・平田栄一『求道俳句集』(私家製 B6版九七頁)定価五〇〇円。ご注文は平田まで

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