「南無アッバ」を生きる ホーム » 連載「井上神父の言葉に出会う」 »(30)-28 他宗教に学ぶ

(30)-28 他宗教に学ぶ  

ただ、話が少し戻りますが、井上神父は先の<旧約聖書と新約聖書の違い>の項で、

<キリスト教は、新約聖書の理解のために、この旧約聖書をユダヤ教から拝借しているのだ・・・・借りてきていながら、・・・・多分に自分流によんでいる・・・・キリスト教という信仰の立場からユダヤ教の聖書を読んでしまっているのだという自覚も、ユダヤ教の人たちのまえで素直にキリスト者は認めなければいけない>(一二〇頁)

と述べていたことにも注意しておきたいと思います。

ここには、キリスト教絶対優位の立場に立ってユダヤ教を見下すような姿勢はまったく見られません。

すでに、神ならぬ人間が、さまざまな宗教を比較し、その優劣を云々することの問題を検討しましたが(拙著『すべてはアッバの御手に』一〇〇頁「ヘリコプターのたとえ」以下参照)、ここでも、キリスト教の母体となったユダヤ教に対して、謙虚な物言い――姿勢が貫かれています。


他宗教から多くのことを学ぶ、という姿勢は、井上師に『法然』などの著書があることでも明らか。

しかしそれは、内容的に2つの宗教を足して2で割るというようなものではない。

あくもで、他宗教信仰者の「姿勢」に学ぶのである。
関連記事


category: 連載「井上神父の言葉に出会う」

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://yohaku5.blog6.fc2.com/tb.php/2047-0b1514d6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

日本人にわかるキリスト教を求めて

南無アッバの集い&平田講座

求道詩歌誌「余白の風」

最後の南無アッバミサ

全記事表示リンク

リンク

検索フォーム

▲ Pagetop