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(30)-27 ミサの聖書朗読  

当然のごとく聖書は、「旧約」-「新約」の順に編集されています。

また通常ミサのなかでは、第一朗読として多く旧約聖書が読まれ、その後、新約聖書――福音書が読まれます。

このパターンに慣れていけば、特別に注意されない限り会衆は、「旧約聖書を前篇、新約聖書を後篇というふうに受け取り、両方を同じ重要さで読んでしまう」のがふつうだと思います。

こうしたところにも、ユダヤ教とキリスト教を「ごちゃまぜに」してしまう危険があります。


よく知識人が、「新約より旧約の方が面白い」という言い方をする場合がある。

そういうことと、今、生きるために実存的に聖書を読もうとすることとは、まったく違うことである。

ミサの中で、繰り返し読まれる聖書だが、やはり旧約には父性-母性という視点を別にしても、文化的にもピンとこない所が多いと思う。
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