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(30)-25 完全な断絶  

<旧約聖書は新約聖書を理解するためにのみユダヤ教から借用>

以上のようなヤーウェからアッバへの、イエスによる神観の「発展、変容」(一二二頁)は、その飛躍の大きさから「爬虫類から鳥類への進化にたとえ」(一二六頁)られるといいます。

そしてそこには一民族宗教から「世界宗教」への「完全な断絶」があったとし、その「当然の結論」として次のように述べます。

<キリスト教にとっては、旧約聖書は新約聖書を理解するためにのみ、ユダヤ教から借用してきている書物であります。

旧約聖書を前篇、新約聖書を後篇というふうに受け取り、両者を同じ重要さで読んでしまえば、キリスト教の理解が混乱してわけがわからなくなってしまうことは当然のことといわなければなりません。>(一二七頁)


この「爬虫類から鳥類への進化のたとえ」は、非常にわかりやすいと思います。

同じ生物。動物として、大元の祖先は同じであるけれども、
いまや、似ても似つかないもの、母性・父性ということなら、
正反対のようになっている2つの宗教ということです。

この「断絶」をどう見るか、ということが、井上神学への賛否の大きな分かれ目だといえましょう。
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