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日本人にわかるキリスト教を求めて

26May2012+011_convert_20120623181132_20120623222548.jpg井上洋治神父は、遠藤周作氏と共に、日本人の感性で正直に受けとめられるキリスト教を一生をかけて模索し、1986年「風の家」をはじめました。このサイトでは、「風の家」運動を引き継ぐ平田栄一が「求道俳句」ほか、日本人キリスト者の道を模索する試みを紹介していきます。お問い合わせ 略歴 著書

(30)-24 悪人が先に  

ちなみに、右傍線部に該当する聖句、『マタイによる福音書』五章四五節b前半の原文は、

<父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ・・・・>

と、「悪人」(ポネールース)が先になっています。

穿った見方かもしれませんが、こうした細かい所にも、イエスの「悪人」に対する悲愛のあたたかなまなざしが感じられるように思います。


「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」(歎異抄)を思い出させる有名な聖句。

「最も小さい者のひとりを大切に」ということを、重視したマタイの編集が働いているかもしれないが、
悲愛を本質とする、ラディカルなイエスの生き方をよく表現している。

category: 連載「井上神父の言葉に出会う」

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