「南無アッバ」を生きる ホーム » スポンサー広告 » 南無アッバの集い&四谷講座 »第10回四谷講座ノート 2011-2-26/2.井上神学の救済論(3)

日本人にわかるキリスト教を求めて

26May2012+011_convert_20120623181132_20120623222548.jpg井上洋治神父は、遠藤周作氏と共に、日本人の感性で正直に受けとめられるキリスト教を一生をかけて模索し、1986年「風の家」をはじめました。このサイトでは、「風の家」運動を引き継ぐ平田栄一が「求道俳句」ほか、日本人キリスト者の道を模索する試みを紹介していきます。お問い合わせ 略歴 著書

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

第10回四谷講座ノート 2011-2-26/2.井上神学の救済論(3)  

○前回まで
p.20
■佐古・井上対談
【レジメにそって、簡単に流れを追う】
井上cf佐古 いろいろ見た。
とくに、井上師の 信仰=行為 とか、
義認をめぐって、井上:母性、佐古;父性的
など。
(そして、『パ――』の話は、p.183)レジメ

9.永遠の生命――復活と十字架
という所に行く。佐古さんの調べでは、旧約には「神を信仰する」というのはあまり出てこない、「従う」というのはある。どこまでも「行為」「律法」に従う、守る。

そのあと改めて、佐古さんはロマ書7:24【聖書開く】をとりあげ、井上師もこの「死に定められた体」が、旧約にはない「永遠の生命」という問題と関係するといい、さらに二人は、これも旧約ではバビロン捕囚(B.C.586-538)以降、ファリサイ派に出てくる、という。だからパウロには「復活」がある。サドカイ派じゃない。それが念頭にあって、「誰が救ってくれるのか」25節と自問したとき「イエス・キリストを通して神が救ってくれた」と答えを出した、と井上師はいいます。「その場合の・・・・」と続く。

そういうわけで、「その場合」というのは、こういう経緯――ローマ7章の「パウロの福音信仰の本質」をめぐって二人の間になされた意見を前提に、話が進んでいくわけです。
そのとき佐古さんは、「十字架」を重視するということです。
 
それで、テキスト緑本に戻ります。
p.20
【緑D朗読】ポイントとして、救いはイエス「ご自身」=生涯ということ。
その次の「・・・・」省略は、原典『パウロを語る』p.187では、
【パE朗読】ここは、おそらく井上師が復活論で大きな影響を受けているレオンデュフールの説に依拠していると思われます。すなわち、

十字架=高挙(昇天)⇒復活(『イエスの復活とその福音』p.87復活=昇天、p.95十字架=高挙)
『日本』p.148「復活は対象化・概念化できないから、その「体験の絶対性」ゆえ、様々な表現とる。「復活」はエルサレム教団、「高挙」はガリラヤ・ヘレニズム教団という図式です。本来一つのことが、3つの表現をとった、という。

そして、その「・・・・」の次
【緑F朗読】ここでは、十字架と復活は、もちろん重要だが、それはキリストの救いの「最終点」で、かつどちらかというと「復活」重視ということ。

†<復活
テキストp.21へ行って、すると佐古さんが、また「・・・・」の所
【パ朗読G】十字架と復活は表裏一体で、自分は復活から十字架へ、つまり「表から入って裏へ出た」という。「そうすると
【緑H朗読】「罪」深くて「惨めな人間」である「私」がイエスを十字架にかけた、と、ロマ書のあのパウロの嘆きと同じところが強調される。
 それに対して、井上師が答える
【緑I朗読】佐古氏の自分の罪-十字架という発想でなく、十字架が共苦、しかも「これからの」=これから後の将来の苦しみを「すでに」受け取ってくれた――将来を先取りした過去――ということ言っています。十字架の現在化ということ。それに対して佐古氏
【緑J朗読】と同意します。

 さらに井上師が敷衍する
【緑K】ここの「・・・・」は原文のままですが、何が省略されたのか? その後ろを読むとなんとなくわかる。
【緑L】この最後の「・・・・」も原文のままですが、ここは、かなり井上神父の心情――井上神学の特徴になる重要な発言です。まず「ニュアンスの置き方」――重点の置き方が違うと断っていますが、その微妙なニュアンスの違いが、神学にも感覚的にも、大きな違いとなって受け取られる。

category: 南無アッバの集い&四谷講座

thread: 聖書・キリスト教

janre: 学問・文化・芸術

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://yohaku5.blog6.fc2.com/tb.php/1710-abbe4143
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

講座・南無アッバの集い

求道詩歌誌「余白の風」

最後の南無アッバミサ

カテゴリ

全記事表示リンク

▲ Pagetop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。