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第157号-09年01月-5.片岡惇子  

黄落や最終列車は通過して

大根の根っこに触れて力得る

優しさに飢え葉牡丹の中に居る

ひたすらや毛糸編む手の皺の影

地球を切り虹のかかりし十二月

喜びや冬の虹地球包み込み

大空の命吸い寄せ冬芽かな

十二月又返ししもの有りて良し


連日、大量の派遣労働者が突然解雇され、宿舎も追い出され、途方にくれているとの報道に、重い気持ちで過ごしていました。

十二月十八日、午後二時三十分。ヘルパーの仕事に向かっていました。なだらかな坂を下っていて、ふと上を向いた時、そこに懸かっていた大きな虹。驚き、喜びの感情が全身を覆いました。

何十年も街の中では虹を見ることはありませんでした。もう見ることはないだろうと諦めていたのです。引き摺っていた重い気持ちを底から和らげてくれるように、希望のように思えました。この虹を誰かに見せたかったのですが、人は誰も通らず、私一人のものでした。この美しい虹は一瞬のうちに消え、私の目に焼きついて残っています。

I CAN.私の中には、いつもこの思いがあります。信仰の中に生かされるようになって、神様の道具となって、信仰の喜びを周りの人に伝えたい。私のできることで行動することによって伝えたい、祈りつつ。この虹は私に力を与えてくれました。


*まこと「冬の虹」が「喜び」で「地球を包み込ん」でくれる。悲しい事件や悪化する社会状況に目をそむけてはならないでしょうが、アッバはわたしたちに一服の清涼剤として、自然の思わぬプレゼントも下さいます。
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