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序-一妙好人1 鈴木大拙著『妙好人』(法蔵館)を読む  

p.11

趣旨

妙好人伝」でなく、妙好人の言語文学に現れた

宗教体験を問題にした、妙好人研究。


①妙好人の特徴

「文字に乏しい」

しかし、他力は煩悩をそのままにして、そこに突入して来る。

12

②社会的地位が低い。

自分の地位に甘んじ、職業に励む。

キリスト教に輪をかけて受動的。

農民・商人に多い信者。

生活は「ありがたい」「もったいない」「かたじけない」に貫かれ、

無抵抗・無害をこえて、積極的に忍苦を楽しむ。

13

ただし、集団生活では問題かも。

例:泥棒――集団中の個々人の責務あり。
14

個人が集団に及ぼす影響

教育重視――他力宗への要望か

往相廻向:個人のため「親鸞ひとりのため」

還相回向:衆生のため

「妙好人は、絶対他力の温泉に、つかりすぎ、ひたりすぎる」

――他力宗の感化力の強さ

15

例:奥能登の栃平ふじの歌

宗教的感情の高潮した時は、自ら律動的な文学的表現をとるものである。

<平田註:井上洋治神父の言葉を思い出す>

16

歌解釈:「自分が鬼の親、子であると同時に、仏の親であり、子である」

法蔵菩薩の修行場所は自分の胸の中」

「とにかく、他力者は弥陀の懐に抱きとめられて、

そこで寝たり起きたりしているのであるから、

いくら貧乏しようが苦しみに会おうが、

何も気にかけることはいらぬという

――如何にも落着いたらくの境地である。」


<禅の修行をしたわけでもない市井の人が、これだけの境地に達していたという驚きと、憧れ。>
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