「南無アッバ」を生きる ホーム »2007年08月
2007年08月の記事一覧

迎えに出でよ  

マタイ25:1-13

花婿と夜道を下る夏の果て  栄一


category: 平田栄一求道詩歌(3)

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目を覚ましていなさい  

マタイ24:42-51

曇天に風少しある花カンナ  栄一


「目を覚ましていろ」とは、
緊張や自力で頑張ることではない。
人に依存せず、
自己過信せず、
平常心で、
アッバに信頼しつづけること。
神への信頼を取り戻すこと。


category: 平田栄一求道詩歌(3)

thread: 聖書・キリスト教

janre: 学問・文化・芸術

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牢の中で首をはねる  

マルコ6:17-29

死してなお生きるヨハネか殉教忌  栄一


category: 平田栄一求道詩歌(3)

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まず、杯の内側を。。。  

マタイ23:23-26

物事は隗よりアウグスチヌスの日  栄一


category: 平田栄一求道詩歌(3)

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求道俳句とキリスト教「余白の風」第141号  

A4プリント版ご希望の方はメールください。

2007年9月1日発行
Copyright © 2005 余白こと平田栄一, All rights reserved.

主宰作品「麦」九月号より   蓮田市 平田栄一
夏の雲やがて一つに溶け合うて 
たっぷりと田水張りたる国境(くにざかい)
夏来り遠くが見える目のありぬ
病蛍闇は光のためにあり
現職の大臣自死す木下闇
拓郎も懐メロとなる晩夏かな
轢死せる猫が見ている涅槃西風

投稿作品とエッセイ
                  豊田市 佐藤淡丘
 切り通し明け蜩の北に続く
 二の腕に蝉止まりゐて三歩かな
 夕涼み縁台の角丸きこと
 芽欠きして一樹となれりトマト熟る
 高曇り帰燕さみしも一文字

イエスさまのみ顔をほんの一瞬ですが、見た覚えがありました。ボランティアの一つに、ある身体障害者の施設に週に一度紙芝居を演ずることを、二年前ぐらいから行っていますが、やる前に、お昼時の食事の介助をお手伝いすることにしています。

その中で障害の程度の少し重い、Uさんという青年男子とこれで三度目の食事をご一緒しました。すべてのことは目だけで語ると思われるU青年は、澄んだ瞳をクルマ椅子に横たえ、じっと耐え食事を待っているのです。

先日のことです。お匙で彼の口元に食事を運びながら、今日の出来事を語りかけ、そして全部を平らげたとき、つい嬉しくなり「Uさん、ご馳走さまでーす。よく食べてくれましたね」と手を合わせ、彼の瞳を見つめました。途端、今まで一度も感情を表したこともないUさんが、にんまりと笑い返したではありませんか。ほんの一瞬のことですが、それは美しい笑顔でありました。

「あっイエスさまが、ここに姿をかえて、この方のうちに住んでおられるのだ」と、心からそう思いました。この日の喜びが倍加したことは云うまでもありません。このあとの紙芝居も一段と熱が入り、交流を深めるのに役立ちました。ほんとうにありがたいことです。


秦野市 長谷川末子

蜩に不意をつかれる未明かな
 朝顔の白と紫一つ三つ
 炎天下クレーン動かす人の居る
 秋暑し人も草木も夕待つ
 馬追の鳴く夕暮に座を正す

いぶ君
    同
そら君弟 未だ二才
いぶ君三才 お兄ちゃん
弟思いで虫が好き
蟻の巣穴にしゃがみ込む
そら君とっとと走ってる
ママの声が降って来て
「いぶ、そらちゃんを見ていてね」
いぶ君しっかりそらちゃんの
お手々つないで立っている


隣人
           同
ピンポン鳴ってドア開ける
ひまわり二輪戴いた
ビニール袋に茄子きゅうり
同じ畠のとれたてを
笑顔と一緒に受け取った
頭を深く下げました


風ノ人 
             服部 剛 
二十一世紀の
ある青年は日々 
( 姿の無い誰か )が 
自分を呼んでいる気がした 
  *
二千年前の遠い異国で 
ある村の漁師は湖の畔に立っていると 
背後を誰かが通りすぎ 

( わたしについてきなさい・・・ ) 

漁師は手にした網をすぐに離し 
人の姿で生きていた
( 風ノ人 )の 
不思議な背中についていった 

村の貧しい家々をまわり 
独り死を迎える
痩せこけた老人の枕元に坐ると
( 風ノ人 )は
黙って細い手を握り 
窪んだ瞳が潤むのを 
じっとみつめた 
 * 
二十一世紀の
ある青年は 
いつも寝る前に 
( 風ノ人 )
という本を読んでいた 

本を閉じ 
独りの夜に耳を澄ます 

( わたしについてきなさい・・・ ) 

二千年前の 
漁師に語りかけた 
あの声が 
何処か遠くから  
耳元に囁く 


八月後半    ミシガン州  いう

8/4 アッバミサ
草は揺れ虫は鳴きたるそこここに 
マタイ14:1-12
夏痩せの義人の影やヨハネの忌
万物の命洗いて喜雨の夜
8/6 主の変容 ルカ9・28b-36
まばゆさや目にもとまらず夏が逝く
乳飲み子の指を数えてアベ・マリア
猫の子も腹を空かせて今朝の秋
洗われて後に数える罪思う
乳やるももらうもやがて昼寝かな
たらい湯のしぶきに笑う赤子かな
バンザイのままに昼寝の子どもかな
蜘蛛の糸一筋空へ光りけり
8/7 マタイ14:22-36 水の上を歩く
たゆとうてたぐる光は一筋に
海渡る折鶴ありて原爆忌
8/12 ヘブライ11:1-2,8-19天の故郷への熱望 
星走る天の故郷を指しながら
秋空へ決意の夫を送り出す
8/16 マタイ18:21-19:1 二句
赦される実感日々に秋めきて
波になり赦そう七の七十倍

○寸評:観測史上最高の熊谷四〇、九℃、今年は忘れられない夏になりました。この日、八月十六日は、お盆真っ只中ですが、通常通り勤務していました。私の現在の勤務地は、田山花袋の『田舎教師』の舞台となった羽生(はにゅう)という所です。すぐ北にぶんぶく茶釜の館林、埼玉県の中での位置関係をいうと、ここから南東に二十キロで私が住んでいる蓮田、西に同じく二十キロで、あの熊谷市になります。ですから、この三点を結ぶと、ちょうど、羽生を頂点とした二等辺正三角形になるというわけです。この中ではやはり熊谷が一番暑いですね。ちょっとした位置関係の違いで、ずいぶん感覚が変わってくる。大げさに言うと、和辻哲郎の『風土』じゃないけど、こうした狭い地域の比較でも、長い間には、人間の気質が変化してくるのではないかと、最近思っています。

 前置きが長くなりましたが、今月の作品も、秀作揃いです。暑さにめげず皆さん健吟健吟。淡丘氏、すばらしい体験をされていますね。イエス様にお会いしたのですねー。こうしたことも、長く続けておられるからこそ、と思います。私も見習って、この場「余白の風」をそういう場にしたいと思います。末子氏、俳句も詩作も器用にこなせる素晴らしい才能の持ち主。どの御作も力みがないから、清々しい。剛氏、お会いしてみて、文字通りの好青年。「風ノ人」は時代をこえでどこにでもいらっしゃるのですね。いう氏、赤ちゃんの成長とともに、句もぐんぐんできている様子。五句目「指を」は「指に」の方がいいかも。ちょっと手のあいた時のロザリオがいい。(余白)

主宰著作『心の琴線に触れるイエス』:井上神父の言葉に出会う(聖母文庫 五二五円)、『俳句でキリスト教』(サンパウロ 一六八〇円)、『雨音のなかに』(ヨルダン社 一三六五円)、『人の思いをこえて』(同 一六八〇円)ほか。*サイン本も承ります。

本誌「余白の風」(1990年創刊)は俳句を中心として、日本人の心情でとらえたキリスト信仰を模索するための機関誌です。毎月発行しています。どなたでもご自由に投句・感想等をお寄せください。(採否主宰一任)会費無料。返信用切手一枚を同封して頂けると有難いです。
○投稿先:ホームページ「今を生きることば」

A4プリント版ご希望の方はメールください。


category: 求道詩歌誌「余白の風」

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天の国は開かれている  

マタイ23:13-22

人死んで仕事は残るモニカ祭  栄一


category: 平田栄一求道詩歌(3)

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四方から人々が来て神の国に入る  

ルカ13:22-30

秋暑し直ぐな心をただ請えリ  栄一


category: 平田栄一求道詩歌(3)

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裁きが怖い!(質問)  

答え:わたしはこう考えます。

「裁き」にしろ「地獄」「煉獄」・・・・にしろ、最後の一点があるということ、それは、イエスを信頼し、神様を「アッバ」(おとうちゃーん)という絶対信頼を決心しますか?
ということだと思います。

いろいろ怖い話が聖書に出てくるのは、書かれた当時の教会や社会が直面した状況に、イエス様の教えを適用した結果なのですね。
けっして一般論で書いてばかりいないです。

ですから、聖書読むときも、教会で話を聞くときも、まず、イエス様の根本の心=「神をアッバと呼ぶ絶対信頼の心」にいつも戻るようにしたいものです。

(http://mixi.jp/view_community.pl?id=16309への書き込みをコピーしまました。)


category: ○雑記

thread: 宗教・信仰

janre: 学問・文化・芸術

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教師はキリスト一人だけ  

マタイ23:1-12

ガラシャ忌を一人下山の道辿る


category: 平田栄一求道詩歌(3)

thread: 聖書・キリスト教

janre: 学問・文化・芸術

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「麦」2007年9月号より  

原生林

夏の雲やがて一つに溶け合うて  栄一

たっぷりと田水張りたる国境

夏来り遠くが見える目のありぬ

病蛍闇は光のためにあり


地熱集

現職の大臣自死す木下闇

拓郎も懐メロとなる晩夏かな

轢死せる猫が見ている涅槃西風



category: 平田栄一求道詩歌(2)

thread: 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など

janre: 学問・文化・芸術

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