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日本人にわかるキリスト教を求めて

26May2012+011_convert_20120623181132_20120623222548.jpg井上洋治神父は、遠藤周作氏と共に、日本人の感性で正直に受けとめられるキリスト教を一生をかけて模索し、1986年「風の家」をはじめました。このサイトでは、「風の家」運動を引き継ぐ平田栄一が「求道俳句」ほか、日本人キリスト者の道を模索する試みを紹介していきます。お問い合わせ 略歴 著書

それぞれの野望  

テキスト:講談社:遠藤周作歴史小説集2(1995年発行)

p9「それぞれの野望」
天正10年6月2日、京都、早朝。
カリオン神父、聖堂へ。
                        
前日、徳川家康、京都泊。
信長の訃報。 
    
17
羽柴秀吉、備中、石井山にて。
近習たちの思惑。
秀吉の教育方針--競わせる。

水攻めの高松城

26
カリオン神父、本能寺の変を知る。




章名はないが、第1章にふさわしく、速いテンポで、
人物の思惑や、生い立ちに触れながら、
登場人物が、本能寺の変を、知る場面を、
わかりやすく、描写している。

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thread: 歴史大好き!

janre: 学問・文化・芸術

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ノーマン・V・ピール『積極的考え方の力』  

過去に、もう4半世紀も前だと思う。
著者ピール氏の「40の御言葉」といった本を、購入して、読んだ覚えがある。
ピンク色の表紙だった。

さて、その『積極的考え方の力』で強調されているのは、いたって単純な一事。
聖書の御言葉を暗記して、心に刻むということ。

たしかに牧師としてのピール氏ならば、正統な処世法なのだ。
そこで私も、さっそく、以下のような方法を紹介します。

category: ○書評

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朝自習の読書時間に。。。。  

西村京太郎『津軽・陸中殺人ルート』
ひたすら、西村京太郎を読んでいる中学生がいるそうで。
全部でもう、400作くらいあるのだろうか。
よくもまあ、こんなにトリックが考え出せるものだと感心する。

この作品も、現役刑事と家族が脅迫・誘拐され、カメさんが殺人犯に仕立てられるという、とんでもないところから出発する。

・・・・が犯人でないとすると、自分たちは、全く間違った道を歩いてしまったのだろうか?
十津川は、せわしく、煙草を吸った。なかなか、煙草がやめられない。
「この際、疑問を、全部、並べてみようじゃないか」
(6章)

何気ない一文を取り出してみたが、十津川は行き詰ると、こうして、同僚相手に、疑問点を洗い出し、対話する。

これが、実は、読者の頭を整理する役割をして、筋を復習させているわけで、こうしたところも、西村の「読みやすさ」人気の秘密なのだろう。

category: ○書評

thread: ライトノベル

janre: 小説・文学

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剣客商売4「天魔」  

新潮文庫(新装版) 池波正太郎

連作。江戸風情人情のんびり気楽

秋山大治郎と佐々木三冬の純愛も嬉しい。

文体のリズムもよく、文字も大きめで、読みやすい。

category: ○書評

thread: 本の紹介

janre: 小説・文学

tag: 江戸風情    人情  のんびり  気楽 
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講座 日本のキリスト教芸術3 文学  

http://www.bp.uccj.or.jp/book.php?CD=00611
書中「詩歌」「キリスト教俳句の系譜」のなかで、「余白の風」にも投句くださっている新堀邦司氏が、平田栄一についても書いてくださっています(168-169頁)。

以下、この本の中で、興味深い点についていくつか触れます。
まず、シリーズ「1音楽」「2美術・建築」で、それらは読んでいないのですが、この「3文学」については、B6版290頁弱のなかに、「小説」「詩歌」「児童文学・戯曲・評論」と、その中の各項目とも、偏りがなく、非常にバランスよく書かれ、編集されているということ。

しかし、その結果、当然ですが、個々の作家についてはどうしても網羅的で、急ぎ足になってしまいます。
この本でパノラマ的に全体を見、興味がある作家については、各項ごとに付された参考文献を当たるのがいいでしょう。

そういう意味では、人口1%しかいない日本のキリスト教芸術のガイドブックとして最適な本です。

category: ○書評

thread: 本の紹介

janre: 学問・文化・芸術

tag: キリスト教  俳句  井上神父  平田栄一  詩歌 
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自然や事物は語りかけている  

満潮(みちしお)の時刻

category: ○書評

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長崎に今年行く予定です。  

新・寝台特急(ブルートレイン)殺人事件

category: ○書評

thread: ミステリ

janre: 小説・文学

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乗車体験があると、なお面白いです。  

寝台特急「北斗星」(ロイヤル・トレイン)殺人事件

category: ○書評

thread: ミステリ

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『神を呼ぼう』を読む  

八木重吉・信仰詩集『神を呼ぼう』(新教出版社)

好きな詩集はたくさんあるが、もし一冊だけ、となれば迷わずこの詩集をあげる。
今は新装版が出ているが、わたしが持っているのは1961年以来の新書版で、1979年発行の20版。
何人かの人たちの受洗祝いにも贈ったことがある。

重吉の詩全般にいえることだが、とくにこの詩集を繰り返し読んでいると、日本人のための福音書、小さな新約聖書のような気がしてならない。
だれにでも、繰り返し、じっくり読むことをつい勧めたくなってしまう。

「神・キリスト」
   ○
  おんちち
  うえさま

  おんちち
  うえさま
  と とのうるなり

そういえば、これも五行歌として味わえる。

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janre: 小説・文学

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一、風に誘われて  

  草の戸も住み替はる代ぞ雛の家

 芭蕉が「おくのほそ道」の旅を思い立って、深川の芭蕉庵を去るときに詠んだ句です。
 「おくのほそ道」のなかで最も人口に膾炙されているのは、冒頭の言葉――

<月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。・・・・>

「年」「月日」=時間を永遠の「旅人」と見、またすべての人生も旅そのものと受け取っています。芭蕉を幾たびも旅に駆り立てたものは何だったのでしょうか。
 彼は、<予も、いづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず・・・・>と書いています。
「片雲の風」――この「風」にあたる言葉は、新約聖書のギリシャ語原語では「プネウマ」といいます。そして「プネウマ」は同時に、「息」とか「(神の)霊=聖霊」をも意味するのです。キリスト者であるわたしは、この「風」―聖霊が、芭蕉を一所に安住させず、旅に駆り立てたのだと思うのです。
 たしかに芭蕉は、イエス=キリストを直接は知りません。しかし、神が唯一絶対で、時と場所を超えてわたしたちを支配する方=普遍の方だとするなら、洗礼を受けた者だけの神ではありません。当然芭蕉の生きた元禄時代の日本にも、イエスの時代と同じ「風」が吹いていたのだと思うのです。

 その「風」は芭蕉に何をさせようとしたのでしょうか。何のために芭蕉を旅へ駆り立てたのでしょうか。
 この旅でぜひ、尊敬する西行をはじめとする歌枕――古歌に詠まれた名所・旧跡を訪ねたい、また「みちのく」という当時としては未知の世界への憧れ、あるいは、「おくのほそ道」が単なる報告文ではなく創作的であるところなどから、立派な紀行文を書きたい、という野心もあったかもしれません。
 しかし芭蕉は「おくの細道」より前、「旅」というものを、「無依(むえ)の道者の跡をしたふ」(『笈の小文』  )ことだと言っています。(つづく)

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実用的思想書  

幸福論(第1部)
キリスト教に最初に興味を持ったのが、カール・ヒルヒィの『幸福論』。

すでに古典と言ってもいいくらいの本だが、とくにこの「第一部」は、「仕事の上手な仕方」、「エピクテトス」など、現代にも十分通じる、というか、こういう価値観が定まらない時代だからこそ、参考になる。

そういう意味で”実用的”な本。

ボクは、初読から30年経った今でも、仕事に行き詰ったときなど、度々取り出して読んでいます。

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thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

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松本清張初文庫化作品集(2)  

松本清張初文庫化作品集(2)
この裏表紙つるつるの光沢はなんだろう?

「濁った陽」・・・・テンポのよい素人探偵譚。60の劇作家と女弟子の掛け合いも清清しい。この文庫の半分のページを割いているが、一気に読める。高度成長期のスモッグにくもった「濁った陽」の情景も思い出さす。
「断崖」・・・・新潮45、中高年向け雑誌に載った、老人の性の危険性を扱った、ショッキングな顛末。

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thread: 読書

janre: 小説・文学

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最近の読書  

生かされる理由
・このタイトル、昔ある女優が書いた「愛される理由」っていう本を「わけ」もなく思い出した。それはともかく、内容は死を考えることは、どう生きるかを考えること、というポジッティブなもの。今の苦しみや困難に必ず大事な意味がある、と教えてくれる。


徳川家康(1)
・ご存知山岡荘八歴史文庫100冊の一。26巻世界最長の歴史小説。とても最後までは、と思いつつ読み始めたのですが、すでに半ば10巻をこえました。よく政治家が愛読書としてあげるので、なんかなーと今まで読まなかったのですが、この第一巻のあとがきを読んで、感動しました。山岡氏がこれを書き始めたきっかけは、今次の世界大戦をへて、「人間の世界に、果たして、万人の求めてやまない平和があり得るや否や」という探究心だったのですね。単に偉い武将の出世物語じゃなかったのです!人間とは、人生とは、と考えさせられます。とはいえ、新聞連載、ということもあって、毎回読者をあきさせない面白さもいっぱい!
必携季寄せ
・俳句の実作には、歳時記より季寄せの方が実用的。例句を読んでいくだけでも、読み物として、四季を感じさせてくれます。




わが師イエスの生涯

・『わが師イエスの生涯』
人生の師・井上洋治神父渾身の名著。日本人の感性で書かれたイエス伝。

『福音書』
ワイド版岩波文庫。はじめて聖書を読む方におすすめ。今や古典になりつつある名訳です。
イエスという経験

・古代人イエスの自己理解がどんなものであったか、が説得力ある文章でつづられています。

category: ○書評

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平田栄一の本

南無アッバの集い&平田講座

求道詩歌誌「余白の風」

最後の南無アッバミサ

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